About

未来との出会いが、
人間の生き方をもっと
自由にする。

アンドロイドが身近にいたらどんなことを頼んでみたい?一緒に何をしてみたい?

カラダや場所、時間の制約がなくなったら何に挑戦してみたい?どんな生き方をしてみたい?

技術がさらに進化し、人間とロボットやアンドロイドとの距離がもっと近くなったら、人間のいのちの可能性はさらに拡がっていくはず。諦めていたことに挑戦したり、新しい夢が生まれたり……。心を解き放ち、自分自身をより深める生き方が見つかるかもしれない。

シグネチャーパビリオン「いのちの未来」。多様な企業やクリエイターが考えた50年後の社会や製品、日本文化の在り方、1000年後のいのちの姿、そしてさまざまなロボット・アンドロイドと出会うことできっとあなたの「いのちの未来」は拡がっていく。

Message

プロデューサー
メッセージ

人間は動物としての生物的進化だけでなく、科学技術による進化の方法を持つ。 それが人間を人間たらしめている。 これからの人間は、さらに科学技術を発展させ融合しながら「いのち」の可能性を飛躍的に拡げ、その多様な価値観と幸福感で人間自身や人間社会、 そしてそれを取り巻く環境や生態系を自らが設計していく。 本パビリオンは、「いのち」の新たな在り方を展示することで、忘れがたいいのちの体験をお届けします。

石黒 浩

プロデューサー

1991年、大阪大学基礎工学研究科博士課程修了。工学博士。2009年より大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授。ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。2017年から大阪大学栄誉教授。研究対象は、人とかかわるロボットやアンドロイドサイエンス。多数の論文を主要な科学雑誌や国際会議で発表。また、ロボビー、リプリー、ジェミノイド、テレノイド、エルフォイドといった、人とかかわるヒューマノイドやアンドロイドを開発。これらのロボットは、ディスカバリーチャンネルやNHK、BBCほか、世界中の多数のメディアで取り上げられている。2009年には、メディアアートの世界的なイベントの1つであるアルス・エレクトロニカ・フェスティバルのフィーチャードアーティストとして招待された。2011年、大阪文化賞受賞。2015年、文部科学大臣表彰受賞およびシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム知識賞受賞。2020年、立石賞受賞。

Member

いのちを拡げる協働メンバー

内田 まほろ

企画統括ディレクター

キュレーター、展示プロデューサー。JR東日本鉄道文化財団、高輪ゲートウェイシティ(仮称)文化創造棟準備室長。2020年まで日本科学未来館勤務。シンボル展示ジオ・コスモスやロボット、情報、アート、デザイン、ゲーム、建築、土木まで幅広い常設展、企画展を担当。05年MoMAでの在外派遣勤務、グッドデザイン審査委員。

遠藤 治郎

建築・展示空間ディレクター

建築家、演出家、照明家、エキシビションデザイナー、フェスティバルデザイナー、合同会社SOIHOUSE代表。建築を起点に、美術・音楽・モード・大学教育といったジャンルを横断しながら、オランダ3年、スリランカ1年、タイ13年を経て2016年より東京を拠点に活動、2021年春まで日本科学未来館専門職兼務。

小林 大介

制作統括ディレクター

(株)パルコ エンタテイメント事業部 コンテンツ担当部長。カルチャー、アート、音楽の展示、イベント企画に広く携わる。渋谷再開発における仮囲い演出でグッドデザイン賞受賞。クマ財団選考委員、NEWVIEW AWARDS審査委員。

宇川 直宏

バーチャル空間ディレクター

現”在”美術家、DOMMUNE主宰。映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、大学教授など、80年代末より、さまざまな領域で多岐にわたる活動を行う。2010 年には、日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」を個人で開局。記録的なビューワー数で国内外にて話題を呼ぶ。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

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