人間はもっと、
生きたいいのちを
生きられる。
人間はもっと、
生きたいいのちを
生きられる。
技術の進化により、瞬く間に個と世界は繋がり、また、リアルとバーチャルの境界もなくなりつつあります。そうした技術の進歩は、私たち人間の価値観を拡げ、その生き方をより豊かなものへと導いてくれます。
そして人間の技術による進化は、「いのち」の可能性までも拡げはじめています。技術が支え、技術が設計する「いのち」。機械やロボット、人工知能(AI)に宿る「いのち」。人間と技術が融合した新たないのちは、肉体や環境の制約から解き放たれ、より自由になり、新たな可能性の探索に旅立ちます。
2025年、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催される大阪・関西万博。ロボット工学の第一人者・石黒 浩が主導するシグネチャーパビリオン「いのちの未来」では、「いのちを拡げる」を掲げ、その新たな在り方を創造し、展示します。
50年後のいのちはどこまで進化し、私たちの暮らしに、社会に、どんな幸福をもたらしてくれるのか。1000年後のいのちはどこまで飛躍し、どんな自由と生きる喜びが待っているのか。生きたい「いのち」を自ら設計する時代は、もうはじまっています。