Androids and Robots

アイアイ ウォーキー/aiai walkie

上下左右に移動するために”ウォーキー”という特別な乗り物に乗り、パビリオンの来場者に展示の説明をする猿型ロボット。会話の感情表現を抽象的に表すインターフェースが顔になっている。

Details

役割
「ZONE1 いのちの歩み」では展示の説明を行い、1階エスカレーター横では次のZONEへ来場者を誘導
サイズ
W618 × D618 × H1199–1519 mm (尻尾部分を除く)
重さ
39.3kg
仕様
  • ムーンショット型研究開発事業* 目標1における研究開発プロジェクト「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」で研究開発した移動型CA(サイバネティック・アバター)「Teleco(テレコ)」をベースに開発
  • 表示部:矩形ディスプレイ
  • センサ:LiDARセンサ、マイクアレイ、カメラ
  • 可動部:腕上下×2、上下昇降、駆動輪×2
  • 連続稼働:20時間以上
    ※ 移動機構をPetraと共通化
  • 飛鳥時代の蓮華文軒丸瓦から着想を得て、50年前の大阪万博のロゴをも思い起こさせるような日本の伝統を感じさせるデザインを配する
  • 乗り物部分(ウォーキー):3D設計

 

* ムーンショット型研究開発事業

超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的な研究開発を推進する事業で、ムーンショット目標1は科学技術振興機構(JST)が担当。石黒浩は目標1のプロジェクトマネージャーの一人として、研究開発プロジェクト「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」を推進。そのプロジェクトにおいて、ロボットやCGを含めた多様なアバターの様態を活用した、サイバネティック・アバター(CA)基盤と CA 生活の実現を目指し、人の身体的能力、認知能力および知覚能力を拡張する研究開発を推進。

機能詳細
(1) 自動走行・遠隔操作/対話

自動走行と遠隔操作による発話・動作が併用可能

(2) 障害物回避