Androids and Robots

パンジー/Pangie

身体に植物の花粉をつけ受粉を助けるポリネーターのように、会場で来場者とつながり新しいコミュニケーションを促進する天使のようなロボット。建築家の磯崎新が設計し、1970年の大阪万博で発表となった伝説のロボット“デメ“のデザインをプニカ同様継承している。

Details

役割
アバターとして来場者を誘導する役割を担う
サイズ
W582 × D582 × H1375 mm
重さ
41.5kg
仕様
  • ムーンショット型研究開発事業* 目標1における研究開発プロジェクト「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」で研究開発した移動型CA(サイバネティック・アバター)「Teleco(テレコ)」をベースに開発
  • センサ:LiDARセンサ、マイクアレイ、カメラ
  • 可動部:頭部Pitch軸、上下昇降、駆動輪×2
  • 連続稼働:20時間以上
    ※ 移動機構をPetraと共通化
  • 2つの目のような頭部が前後に回転したり、上下に動いたりする

 

* ムーンショット型研究開発事業

超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的な研究開発を推進する事業で、ムーンショット目標1は科学技術振興機構(JST)が担当。石黒浩は目標1のプロジェクトマネージャーの一人として、研究開発プロジェクト「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」を推進。そのプロジェクトにおいて、ロボットやCGを含めた多様なアバターの様態を活用した、サイバネティック・アバター(CA)基盤と CA 生活の実現を目指し、人の身体的能力、認知能力および知覚能力を拡張する研究開発を推進。

機能詳細
(1)自動走行・遠隔操作/対話

自動走行と遠隔操作による発話・動作が併用可能

(2) 障害物回避