Androids and Robots

プニカ/Punica

世界の文化が集まる万国博覧会ならではの、ザクロの物語をモチーフにした生命感あふれるロボット。約2000年前ペルシャからシルクロード経由でアジアに伝わり、平安時代に中国から日本に伝来した赤い種の果実を持つザクロ。その属名である「プニカ」を冠している。

Details

役割
アバターとして来場者を誘導する役割を担う
サイズ
W741 × D741 × H1055–1375 mm(突起部を除く)
重さ
46.5kg
仕様
  • ムーンショット型研究開発事業* 目標1における研究開発プロジェクト「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」で研究開発した移動型CA(サイバネティック・アバター)「Teleco(テレコ)」をベースに開発
  • センサ:LiDARセンサ、マイクアレイ、カメラ
  • 可動部:頭部Pitch軸、上下昇降、駆動輪×2
  • 連続稼働:20時間以上
    ※ 移動機構をPetraと共通化
  • 2つの目のような頭部が前後に回転したり、上下に動いたりする

 

* ムーンショット型研究開発事業

超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的な研究開発を推進する事業で、ムーンショット目標1は科学技術振興機構(JST)が担当。石黒浩は目標1のプロジェクトマネージャーの一人として、研究開発プロジェクト「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」を推進。そのプロジェクトにおいて、ロボットやCGを含めた多様なアバターの様態を活用した、サイバネティック・アバター(CA)基盤と CA 生活の実現を目指し、人の身体的能力、認知能力および知覚能力を拡張する研究開発を推進。

機能詳細
(1)自動走行・遠隔操作/対話

自動走行と遠隔操作による発話・動作が併用可能

(2) 障害物回避