【協賛企業1問1答 #6】協賛を機に生まれた社内外での新たな連携、取り組みによる発見やシナジー効果は?
シグネチャーパビリオン「いのちの未来」では、パビリオンやプロデューサー 石黒浩のテーマや思いに賛同した多くの協賛企業がパートナーとして参画しています。それぞれの協賛企業の持つ万博やパビリオン、テーマに対する思いやビジョン、取り組みについて、複数回にわたり1問1答形式でご紹介しています。6回目は、【当パビリオンへの協賛を機に生まれた社内外での新たな連携、取り組みによる発見やシナジー効果にはどのようなものがあるか】というテーマで各社に自由に回答してもらいました。
株式会社 長谷工コーポレーション
他協賛企業様とは有志の交流が生まれており、各企業の施設見学や座談会を複数回実施しました。テーマごとの議論を通じ、多種多様で機知に富んだ思考に触れることで、メンバーの視野が広がり、目指すべき未来のビジョンがより具体的になりました。また、各企業様の取組みや技術力への理解が深まり、今後の協業に向けた議論のベースができつつあると感じています。
コクヨ株式会社
2025年の大阪・関西万博においてコクヨのテーマは50年後の学びですが、万博は会期終了以降も未来の学びはコクヨにとって重要なテーマであることから、長期目線で学びの変化を捉えるため「まなびのヨコク」PJを発足させました。
塩野義製薬株式会社
https://www.shionogi.com/jp/ja/
プロジェクトメンバーを中心に、共創プロジェクトの他社さまの事業所などを見学させていただいたり、弊社を訪問していただいたりしながら意見交換を行いました。他業界の方とのディスカッションの機会を通じて、新しい視点での物事の捉え方に触れることができ、参加者にとって非常に有意義な時間となりました。全社にも情報を発信し、その刺激を共有しています。
シスメックス株式会社
共創企業とは、パビリオンに関連することに限らず互いの事業環境の共有や社内コミュニケーション活性化の取り組み例を情報交換するなど、積極的なコミュニケーションを展開しています。また、交流を通じて異業種の方々の新たな視点や積極的な姿勢に刺激を受けた従業員の働きかけにより、プロジェクトの枠を超えた様々な活動を開始しています。今後も「つながり」によるシナジー効果を社内外に拡げたいです。
一般社団法人 全国介護事業者連盟万博コンソーシアム2025
今はまだ具現化・具体化に至っていませんが、現在さまざまな企業と協業・連携の話が進行しています。各企業が介事連に対してアプローチをしてくれるようになったきっかけは、大阪・関西万博、そして石黒パビリオンに参画したことに他なりません。この機会を生かすも殺すも私たち次第です。しっかりと各企業と向き合い、未来の介護現場を創造していきたいと考えています。
株式会社デンソー
パビリオンの展示内容を具現化するため、社内有志によるアイデアソンを開催。新たな移動の可能性とモビリティの未来について議論し、五感を使った移動体験アトラクション「デンソーの森」を開発しました。探求型保育施設での検証・改善を経て、社内イベントで300人以上の子どもたちにも体験してもらいました。この活動を通して、社内外で未来の移動やモビリティへの期待が高まっています。
阪急阪神ホールディングス株式会社
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/
万博と並ぶ関西のビッグプロジェクトであるうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」において、イノベーション創出支援を推進するうめきた未来イノベーション機構が企画したイノベーションラヂヲの初回ゲストに、共創企業であるデンソー様を介して原昌宏様(QRコードの発明者)をお招きし、オープンソース化した理由や将来のイノベーションについてお話しいただきました。
京セラ株式会社
技術協賛を契機に、社内では組織横断プロジェクトを設立し、組織の壁を超えた全社的な協力を推進しています。社外では、各協賛企業様やパビリオン運営チームとの連携が拡大、それにより多様なビジネスや学術からの知見を通じて、弊社社員に未来指向型の事業視点がもたらされています。今後は、積極的な共創に向けて一層努力を重ね、実社会への変革を共に進めていきたいと思っています。
株式会社ハートスホールディングス
プロデューサーチームや制作チーム、そして協賛社様とも連携・共創する機会が生まれました。専門領域であるエンターテインメントにおける空間演出の経験を活かし、他社様の最先端技術と連携しながら新たな空間演出を思考する貴重な機会を得ています。そこから社内でも新たなメンバーが集まり意見を交わすことで、今までにない領域への挑戦の機運が高まっており、今後ますますの飛躍の可能性を感じています。
株式会社フジキン
50年後の社会や「いのち」について、あらためて考える契機となりました。豊かな未来を描くため、企業として持続可能な社会を目指すという思いを新たにしたところです。パートナー企業の皆様も思いは同じだと思いますので、引き続き製品を通して社会貢献できれば幸いです。万博という時代や世界を変えるイノベーションとなる場に、ご一緒できることをうれしく思います。
株式会社堀場製作所
石黒館協賛企業様を当社に招いて、情報交換会を行いました。各社が描く世界観への相互理解が深まり、企業枠を超えた結束が強まりました。SHIONOGIグループ様とは医用・バイオヘルスケア分野での連携を模索、両社の教訓と経験を共有しました。対話を深めることで新たなアイデアが生まれ、未来の製品やサービス開発につながる可能性を見出すことができました。
岩瀬コスファ株式会社
当社では、年内に万博を盛り上げる施策を 100 個実施するべく、全社員を巻き込んでのアイディア出しやプロジェクトチームでの活動を行っています。また、同様に万博へ協賛しているグループ会社とともに、グループ全体として万博や「いのち輝く未来社会」に対して貢献できる部分を検討することで、今まで以上にコミュニケーション機会が増えたと実感しています。今回の万博を通して、よりグループ間連携も深まればと期待しています。
東洋ビューティ株式会社
当パビリオンへの協賛を機に、複数の企業様から「何か共にできることはないか?」とお声掛けをいただき、今もコンタクトが続いています。未だ具体的な成果物には至っておりませんが、「万博をどう捉え、どのように取り組んでいくのか」を考える際の大きなヒントと刺激になっており、社内の万博推進PT活動にも大いに役立っており、有難く感じています。
塩野香料株式会社
関連事業に取り組んでいるグループ会社との連携はもとより、広報部内でも万博を起点として社内外への情報発信を活性化していこうという機運が高まっています。