プロデューサー
メッセージ
プロデューサー
メッセージ
人間は動物としての生物的進化だけでなく、科学技術による進化の方法を持つ。 それが人間を人間たらしめている。 これからの人間は、さらに科学技術を発展させ融合しながら「いのち」の可能性を飛躍的に拡げ、その多様な価値観と幸福感で人間自身や人間社会、 そしてそれを取り巻く環境や生態系を自らが設計していく。 本パビリオンは、「いのち」の新たな在り方を展示することで、忘れがたいいのちの体験をお届けします。
石黒 浩
石黒 浩
プロデューサー
1991年、大阪大学基礎工学研究科博士課程修了。工学博士。2009年より大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授。ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。2017年から大阪大学栄誉教授。研究対象は、人とかかわるロボットやアンドロイドサイエンス。多数の論文を主要な科学雑誌や国際会議で発表。また、ロボビー、リプリー、ジェミノイド、テレノイド、エルフォイドといった、人とかかわるヒューマノイドやアンドロイドを開発。これらのロボットは、ディスカバリーチャンネルやNHK、BBCほか、世界中の多数のメディアで取り上げられている。2009年には、メディアアートの世界的なイベントの1つであるアルス・エレクトロニカ・フェスティバルのフィーチャードアーティストとして招待された。2011年、大阪文化賞受賞。2015年、文部科学大臣表彰受賞およびシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム知識賞受賞。2020年、立石賞受賞。